先日、息子の通う保育園で『生活発表会』なるものがありました。
去年は、息子の成長振りにいたく感激して、来年が楽しみだなー、と早くも思ったような記憶があります。
今年は、日々の忙しさもあり、すっかり忘れていて、発表会に対する期待感は低いつもりでした。
息子の学年は、劇かダンス。どちらに出るの?と聞いても、『おっぱっぴー』(未だ言う。流行はとっくに終わってますが・・・)とふざけて答えない。なので、あえてあまり聞きませんでした。
しかし、布団のなかで、よく、先生の口真似をしていました。『ダンスチームは~、○○してください、それからぁ~』と、延々としゃべっていて、ソッチのほうが面白かったです。
前々日に、担任の先生から『すぴさんはダンスに出ます!』と言い渡され、やっと息子がダンスに出ると判明。
前の日のお迎え担当の夫の話によると、帰るときに先生と『あしたがんばろう!エイエイオー!』をして帰ってきたそうです。おー、はりきってんじゃん。こりゃ楽しみね。
そして本番。出番は2番目です。こっちが緊張してきたよ・・・。
いざカーテンがあくと・・・
ん???すぴさんがいない!!!
しばらく探したら、先生に抱き起こされる子がいて、それはすぴさんでした。
なんとすぴさん、ステージでごろりと横になっていたのです(笑)
ありえない
更に、ダンスは始まっているのに、頭につけたお面みたいなやつをとっちゃって、かぶったりとったりして遊んでます・・・。
思い出したように、時々くるっと周り・・・(その時だけ合っている。)
まるでダンスなんてもんじゃあありませんでした。
全体をみても、ダンスは散々な出来映えで、カーテンがあいた瞬間におお泣きする子がいたり、『ままぁ~
』と客席に手を振ったりする子がいたり・・・。ちゃんと踊れていたのは10人中3人くらいだったように思います。
でも、緊張のあまり泣いたりすることは、ちっともおかしいことではありません。“緊張・プレッシャー”という素敵な?感情をしっかり持っている証拠ですもの。
ところが・・・ごろりステージに寝てる、って・・・どうなのよ?(笑)
余裕を通り越して、オバカとしかいいようがありません。大丈夫なのか?うちの子。
なんとも複雑な気持ちでステージをみる母でした。
もう一つの出し物は、劇。すぴさんはダンスチームだったので、劇には出ません。
というか、出られません(笑)演目は『おおかみと7匹の子ヤギ』です。
これが同じクラスの子?同じ2歳児クラスだというのに、劇は、すごく子供らしくかわいい演技。
みんなとっても上手です。セリフだってちゃんと言えました。
とてもかわいくて、感心しながらも、ちょっと打ちのめされた気持ちになってしまったのは、ひがみ根性なんでしょうか?
なんで、おんなじクラスなのに、こんなに違うんだ?圧倒された思いです。
こういう気持ち、今に始まったことではない。
すぴさんは、何かにつけ遅いタイプで、私はいつもやきもきしていたものです。
歩行の始まりが遅く、周りはみんな歩いていても、なおも高速ハイハイだった。歩く気がない。
このときの焦りと不安は、経験してみないとわからないものです。
発表会で、少し凹んだこの気持ちは、あの頃の苦しい気持ちにも似たものでした。
ちょっと凹みながら全ての演目を終えた子供たちの部屋に迎えに行くと、すぴさんが駆け寄ってきました。
こういうとき、褒めなきゃいけないんだろうなー、と思いながらも、とてもじゃないがあの様子を褒める器の大きさが私にはまだありませんでした。
先生と少しお話をしたけれども、『すぴさんとってもリラックスしてましたよね!』と、言われ・・・。
ああ、リラックス、と受け取ればいいのか・・・。でも、やっぱり褒めてあげる気持ちにはなれず。
ダッコして、『お疲れ様』と大人に言うみたいに声をかけるのが精一杯だった器の小さい私でした。
夕食後、この日の様子を録画したので、鑑賞会。
ああ・・・悲惨なあのダンス・・・
改めて見ても、散々なダンスでしたが、意外や意外。こうしてちょっと時間がたつと、息子が寝転んで先生に起こされるシーンは、はっきり言って爆笑ものでした(笑)なんなんだ?こいつは。ある意味すごい才能を持ってるなぁ~!妙に感心し始めた私。自分の子供、と思うとがっくりくるけど、ひとつの絵としてその映像を見ていると、ありえない設定に、笑いがこみ上げる。
なんで、舞台で寝るんだよ?(笑)すごい度胸だわ。
凹んだけど、まぁいいか。
音楽に合わせてまともに踊れやしない、しょーもない息子だけれども、これはこれでありだよなー。
ある意味、真のユーモアのセンスがあるのかも知れん。すげーぞすぴさん。
急におもしろくなってきて、繰り返しその問題の映像を見る私でした。
息子は、本番につよいタイプとわかりました。でも、来年の発表会、期待しません。期待しないから。絶対。
子供は、期待しちゃいかんね!思うようにならないのが育児、と心の底から思えればいいんだけれども、やっぱ親って期待しちゃうよ。あー、私もまだまだだわ。
来年は絶対期待しないかんねーーーー!